今回の「写真のこどもに手紙を書こう。」コンクールの課題作品が出品されている展覧会「こどもの情景」(1部、2部)では、『おしゃべり鑑賞タイム』という時間があります。
7月3日は、いま開催中の「戦争とこどもたち」会期中では、最後の『おしゃべり鑑賞タイム』です。
作品の前で、お子さんやお友達と、気軽におしゃべりをしながら、鑑賞するという時間です。
日ごろは、「静かに見ようね」ってお子さんに言っていた方も、「声が大きくないかしら?」とハラハラしていた方も、この機会に展示室を訪れてみてください。
子供ヴィジョンでは、美術館も子供たちのテリトリーだと思っています。
「このような見方をしなくてはならない」とは思っていません。自由に、興味のあるものをまずは見てみる。そこから「?」や「!」を見つけてもらえれば、と思います。
けれど、美術館にはほかの皆さんと一緒に見るという公共性があるので、やはりルールはあります。
それを守りつつ、美術館という空間を楽しんでいただける機会としてぜひ「おしゃべり鑑賞タイム」を使ってみてください。
(M)
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