皆さん、コンクールもいよいよ今月が締め切りです。
さて、今日はコンクールで課題作品をお借りした仙台市博物館のご紹介をします。
この博物館は、伊達家(だてけ)から寄贈(きぞう)された文化財(ぶんかざい)の保管(ほかん)、展示(てんじ)、研究(けんきゅう)のために、仙台城三の丸跡(せんだいじょうさんのまるあと)に建てられました。
館内には、季節ごとに展示が替る常設展と、年4回ていど開催される特別展/企画展があります。
常設展示では、毎回約1,000点の資料を展示しています。
平成24年秋の常設展示のおすすめは、「婚礼調度-貝桶と女乗物」(「こんれいちょうど -かいおけとおんなのりもの」)。
紀州徳川家から嫁いだ「かた姫」が使用した籠(かご)が展示されています。
「竹菱梅葵紋蒔絵」とは、葵の紋などが蒔絵(まきえ)という漆の技法によって描かれている豪華な乗物です。
また特別展 「江戸の旅 -たどる道、えがかれる風景」では、江戸時代の旅をテーマに構成されています。
今回選ばせていただいた《常盤雪行図(ときわせっこうのず)》東東洋筆(あずまとうようひつ)も江戸末期の作品です。
課題作品は展示されていませんが、江戸時代がどんな暮らしだったか、観に行ってみてはいかがでしょうか。
仙台市博物館HP
http://www.city.sendai.jp/kyouiku/museum/guide/index.html
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